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: - : : - :
褒められた!
うちの会社には、去年からナゾな試験があって、
超超超超超基本の花束を10分の時間制限の中、作るっていう。
まあだいたい束ねるのは5分以内じゃないと間に合わなくて、落ちる。

わたしの職場のホテルの超ベテラン花屋さん達も、なぜか落ちる。

超基本すぎて 一番難しい とチーフデザイナーが言ってた。

その試験が、一昨日ありまして、
もちろん私も一度落ちての再試験だったのだけれど、
結果的には受かりまして。

採点をしていた私の直属のホテルの上司が、(誰が採点するかは本当はわからないんだけど)
次の日に、めちゃ褒めしてくれました。

和田の花束は本当にちゃんとできてた と。
安心して合格点をやれる と。

もー本当に嬉しかった!!のです。

なんか最近よく褒められる!
もちろん 怒られもしますけど。
がんばろうわたし。
がんばれるわたし。

まあその試験の花束自体はふっつーの花束だから写真載っける程でもないのですが、
もちろん自分で練習した成果がちゃんと出てるのも嬉しかったし
アイロニーでブーケの練習をした成果もあるなあと実感。

どこで練習したの?
と聞かれて もちろん、アイロニーです なんて言えないけどね。

今週は水曜日から体調を崩してしまってアイロニーも行けず。。
すみませんでした。。。
水曜はひたすら寝て
木曜の試験はなんとか行けたけど
昨日今日はノドから血が出てくるんじゃないかってくらいの咳がやばい。
エヘン虫め・・・

つか 寒すぎなんですよ 作業場。
手が凍りそうで 水道水がお湯に感じる。。。。。
今朝あった微熱も自分の手を額にずっとあててたら下がった気がするんだけど 気のせいかしら。

早く春になってほしいー
花屋の冬はきついよー

: 花屋 : 23:23 : comments(0) :
かいじゅうたちのいるところ
あれ 今年に入ってからブログ何も書いていなかった

すごーくすごくいろいろあったのに。

でも書いている時間が無い程に
仕事を心底楽しんで 花に触れて
休みは友達とたくさん遊んで遊んで
1日しかないお休みを貴重に でも フルで楽しんで過ごしてる冬だ。

あ てか 誕生日も過ぎた!

お祝いくれた人、本当にどうもありがとう。
わたしの二つの花屋の職場では どちらともサプライズでお祝いしてくれて
ほんと 泣きまくった。

友達にお祝いしてもらうのもすごくすごく心暖まる幸せを感じるんだけど
職場の人達にお祝いしてもらえるのは
仲間っていう チームっていう 繋がりを感じられて
認めてもらえた気がして すごく また別な感じがしたわ。

本当にありがとうございました!!

***

で、本題の「かいじゅうたちのいるところ

子供の頃によく読んでた大好きな絵本の中の一つ。
映画化を知った時には なんかもう わあああっ って胸がどきどきした。。。
 
マックスとかいじゅうたちが森の中で遊んでいるページが
文字も無く続くページがすごく好きで
たぶん 本当にそれが絵本の大本質なんだろうけど
マックスとかいじゅうたちは何を話しながら遊んでいるんだろう とか
かいじゅうたちはマックスをどう思っているのだろう とか
これってどんな遊びなんだろうか とか
いろいろいーろいろ想像していた。

本当に特にそれが大好きで
部屋に急に木がはえてきて森になっちゃったらどうしようとか考えて恐くなったりもしたけど
そうか かいじゅうと仲良くなればいいんじゃん とか
でもわたし王様になれんのかな とか
てかまず長い間一人で船旅なんて恐くてできない とか
でも楽しいのかもしれない とか
ほんと いろいろ いろいろ 子供っていろいろ考えるんだよね

それが絵本。

いまでもそのころの気持ちを忘れずに持てていて うれしい限り。

映画は期待をうらぎらず、大好き。

大げんかをした後で相手の残した愛のこもったメッセージを見つけた時の
涙があふれて止らないキャロルの感情を
子供の頃の自分と重ねてしまったら そりゃ 泣くよ。

だれでもきっと子供の頃になにか家族が嫌になって飛び出して
ちょっとすっきりして家に帰ったら
心底心配していた親に会って怒られて抱きしめられた経験が
あるのではないでしょうか。

外にいる間、何をしていたのか覚えてはいないけれど
いろんなことを考えていたような気がする。

もしかしたら わたしもかいじゅうたちに会ってたのかしら

『家族ってむずかしいわね』 KWの言葉
そうだね

でも それって 好きだから 好きになって欲しいから なんだろうな

***

日曜日に睡眠30分で2日間ぶっつづけで仕事だったブライダルフェアについてとか
仕事の話もたくさん書きたい事があるけれど 
それはまた今度にします。

: レビュー : 01:47 : comments(0) :
冬桜
11月の休みなし25連勤を経て
ようやく振替のお休みをいただきました。

そんな素敵なお休みは、友達と3人車で群馬へ。

桜を見に。



春と冬に咲く桜が群馬の桜山公園にありました。
ちっちゃなほんのりと薄ピンクなこの桜。
雲一つない快晴で、暖かくて、公園内にはハイキングコースも芝生もあって
帰りはふもとの温泉であったまって。
完璧なお休みプランを私のために考えてくれた友達に感謝。

これから振替休日が多くなって たくさん休みに予定が入ってきて楽しみな事ばかりだ!


***


11月は、仕事にかまけて、社会人としてものすごく大事なことを見落としていた。
ホテルの職場は優し過ぎるし、厳しい言葉を新人には言わない。
そんな空気に甘えていたんだと思う。

一度失った信頼を取り戻すには、ものすごく長い時間がかかって
その時間を待ってください 態度で示します 、なんて 
悠長に甘ったれたことをずけずけとぬかした私はアホか!と思ったら涙が出て止らなかった。
花屋として恥ずかしくて 
忙しさに追われて有言実行が出来ていない自分が悔しくて。

「心を亡くす」と書く「忙しい」という文字通り、
私は花に対するやる気を失いかけていたのだと思う。
忙しいのって恐い・・・
ホテルの仕事はとてもやりがいのあることだけれども、
もうひとつ、私はちゃんと自分で管理して考えて行動していかなければいけない花の仕事があることを、
忘れてはいけないの。

周りの人と同じようにやれと言われているわけじゃない
見習いとしての自分なりのやる気をみせればいいの
私が見習いとしてどうやっていきたいのか
何がしたくてここにいるのか
それが一番大事なんじゃない

花に、生半可な気持ちで接していていいものが作れるわけが無い。

花は正直だから わたしの不純な気持ちなんて お見通しなんだろうな。

明日もがんばろうーっと。
: お休み : 23:55 : comments(0) :
いいにくのひ
本日11月29日 いいにくのひ 大好きな友達の誕生日

遠くにいたって大好きだよー
おめでとう。

11月に入ってからとりあえず毎日全力でがんばった
いや まだまだ忙しいから がんばってる って表現が合ってるかも。

精一杯やってもやっても怒られる事ばかりだったけれど
自分に花屋としての自信が少しずつついてきた。
褒められる事は0に等しいけれど、
出来ないことを出来るようにがんばるより、
今自分に出来る事を100%以上のやる気と元気で一生懸命がんばってやることの方が、
私には合ってる。

自分で納得のいくように全力で取り組もう と 決めたのです。

忙しくて時間に追われてしまう時間の中で楽しく過ごそさなきゃ。

時間泥棒に時間なんかあげてたまりますか。

今週からやっと休めるようになって、
友達に会ってエネルギーを充電した!

時間に追われる時間の中で楽しく過ごしたいとは思うけれど
やっぱり時間に追われていると心に余裕がなくなっちゃう

でも そういう時こそ 友達に会って安らぐ事が必要なんだな って改めて実感。

でも気がつけばあっというまに11月が終わっていて
きっと12月も忙しい忙しいでも休みは全力で遊ぶよ!なんて言ってたら
一瞬にして2010年になってるんだろうなー

そして23才になるのか。
どきどき。。。

誕生日の時期はいまよりももっと怒濤に忙しいかもしれない・・・まあ いっか。

冬になるとvin chaudが飲みたくなるよー
メリークリスマス* の時期だね。
仕事でクリスマス装飾ばっかし。
あとちょっとで一段落しそうな今はもはやクリスマス終わった気分。


: ともだち : 00:30 : comments(4) :
1年
去年の今頃はパリにいた
毎日パリの花屋を見て回って 花の色やディスプレイや空気に圧倒された
ここに立ちたい
本気でそう思った

この夢は絶対に消さない。
絶対に叶えてみせる。
私は絶対いつかもう一度パリに行くの 今度は胸を張ってフローリストとして。

パリで会った素敵なフローリストさんのいる花屋に立ち始めてから
更に強くこの夢を胸に抱くようになってきた。
1年 という歳月で私が進んだ一歩は、花屋としての人生の中ではほんのちっぽけではあるけれど
しっかりと地に足をつけて これからもこのちっぽけな一歩ずつを進んで行かなきゃ

1年がたって
私はいま花屋として働いていて
想い描いていた仕事とはまた違うけれど
1年前に花に対して抱いていた気持ちとは確実に違う気持ちで花に接する事ができてる と思う。

花を好き だという気持ちは 自然にあふれてくるもので
無理矢理に好きになろうとしても好きになれるもんじゃないの。
人を好きになるのと一緒でしょ。

私がいまホテルで扱っている花のほとんどが結婚式のお花や
ホテルに泊まっている人が特別な日に贈りたいと思うお花

そこに込められた想いってものの重さを少しはきちんと受けとめることが出来るようになってきたんじゃないか

私が花屋になりたいと思った経験はあまり人に打ち明けてはこなかったけれど
ここで少し書いておきたいので少しつらつらと書き留めてみます。
今日はそんな気分なの。

小学何年だったかなんて覚えてないけど、小学生のとき。
母の日 という忘れられない思い出の一日。

小学生の頃からひねくれていた私だから 
素直になれなかった母親に一年に一度だけ「ありがとう。ごめんなさい。」の気持ちを伝えられる日だった。

買うか買わないか、心底迷った
私は母の日に花を贈るような優しい娘じゃないから。

贈りたい気持ちと 贈った後に母親に「ありがとう」と言われるのが恐かったの

家に持って帰るまでも 家に着いてからドアを開けるまでも 恐かった
持って入ってもリビングに母親がいたらどうしよう とか
もしいたら隠して部屋まで持って行ってしまおう とか ドアの前で迷っていたのも覚えている。

そして案の定、ドアを開けるとリビングにお母さんはいた。
「おかえり」と言われたかどうかは覚えていないけど 
これといって何の会話もせずにいつものように自分の部屋に行こうとした
確かとっさにカーネーションを背中の後ろに隠した記憶があるわ。

お母さんがいない間にリビングの机の上に花束を置いたのか
目をきちんと見ずに「はい」と渡したのかは覚えてない

でも 後から お母さんに「いくちゃん ありがとう」と言われたのは覚えている。
部屋に帰った後で泣いたから。
なぜ泣いたのかはわからない
だけど きっと 私の中で何かがあふれて止らなかったの

私が花屋になったのは 
お母さんがいたからで 
お母さんに「ありがとう ごめんなさい」と伝えたい気持ちがあるからで
花なんかただの花だと なんに対しても愛情なんか抱けないと 
そう思っていたロポットみたいな小学生の私に
花には気持ちをこめることができるんだ と、
そう花屋が教えてくれたから。

お母さんは私が花屋になりたいと思ったきっかけが こんな事だと知ったらどう思うんだろう
花屋としての私を 受け入れてくれるだろうか。
彼女は忘れているかもしれないあの母の日が私の花屋の始まりなの。

私の今までの道は親に相談する事無く勝手に決めてきた事ばかりだけれど
生活の中に家族の影はほとんど無いけれど
やっぱりこの家族じゃなければ今の私はいないわけで。

私が仕事で手にしている花はまだ気持ちの込められていない花だけど
それがお客さんの手に渡れば それは一瞬にして 気持ちの込められた花になる。
役者が役になりきるように
一瞬にして花の輝きがかわる。

花屋の手から お客さんの手に渡る あの一瞬で。

ホテルの結婚式の仕事ももちろん誇りを持ってやっていきたいと思う素敵な仕事だけど
やっぱり将来は 花屋として在っていたい。

: 花屋 : 00:04 : comments(2) :