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: - : : - :
卒業式 谷川俊太郎
ひろげたままじゃ持ちにくいから
きみはそれをまるめれしまう
まるめたままじゃつまらないから
きみはそれをのぞいてみる

小さな丸い穴のむこう

笑っているいじめっ子
知らん顔の女の子
光っている先生のはげあたま
まわっている春の太陽

そしてそれらのもっとむこう
きみは見る
星雲のようにこんとんとして
しかもまぶしいもの

教科書には決してのっていず
蛍の光で照らしても
窓の雪ですかしてみても
正体をあらわさない
そのくせきみをどこまでも
いざなうもの

卒業証書の望遠鏡でのぞく
君の「未来」


***

明日はテイクオフラリー
SFCの友達とゆっくりできる時間を持ちたい
明後日は恐らく学生最後のうちに大学へ行く そしてバイト先での卒業祝い
明々後日は休息日(充分休息しすぎる程休みましたが)
最後の学生身分で学割使える何かをしようかしら

そして、

月曜日、 

卒業式だ。

: - : 02:25 : comments(0) :
京都
実は生まれが京都な私。

でも京都のことはほとんどわからないの
遠足とか観光にちょっと行った事がある程度で、寺巡りとかもしたことない

そんな京都に、幼なじみが暮らしている間に訪ねてきた。

いいなあ、京都。
なんかぽわんとしてる。
のんびりしてる。あったかい。

夜に京都に着いて、美味しい京風そばを食べ、
鴨川のすぐそばのスタバでしゃべって、
(もう何年も前から彼女との思い出はスターバックス)
ぷらぷら夜の京都市内を散歩しながら、
ぺちゃくちゃおしゃべりしながら、
そして市バスに乗って京都のはじっこ岩倉へ移動。
家でも八つ橋を食べながら梅酒を飲みながらだらだらぺちゃくちゃ。朝5時まで。

そして起床、午後2時・・・せっかくの京都散策・・・もう無理・・
錦市場で食べ歩き、しか出来なかったけど、
観光客をしながらもめっちゃ楽しかったなー

もう、かれこれ、3才4才からの付き合い、18〜19年の付き合いか。
長いなあ。

でも、大切な友達っていうものは、時間が長ければいいってもんじゃない。
もちろん、19年の時間が経っても相変わらず1年に1回でも会えるのはすごく大切ってこと。
でも、まだ出会って5年以内でも、1年以内でも、
その相手を大切だと思う気持ちは私の直感から動いてる。
好きという気持ちは、そういうもの。
直感。

私には本当にたくさん大切な人達がいて、
その人達に私はたくさんのものをもらってきた。
たくさん助けられてきた。

その人達には感情を薄れさせずにいたい。

感情を亡くしてきている私の切実な願い。



: - : 23:28 : comments(2) :
かなり時間が空いてしまって何から書いていいのかわからないくらいたくさんの出来事があった

から、書き残しておきたい事と、いま感じた事を、書いておきたい。
(全然花には関係のないことばかりだが。)


今私がここ日本にいながらも、
モロッコで出会った大好きな友達の声がたまに聞こえる。気がする。
叱るわけではなく否定するわけではなく意見を押し付けるわけではなく、
悪い流れを変えようと促してくれる。
(彼は無意識だが。)
その時一瞬にして流れを変えようとするのでもなく、
自然に、正に自分の力で流れを変えたと思わせるかのように、
彼の言葉が頭の中に残ってくる。そして行動を変えさせてくれる。あくまでも私の力で。

きっと、彼と私は本当に人間としての芯の部分で似ていたのだ。

そんな事を言ったら、彼はなんと言うだろうか。違うと言い張る気がする。
もちろん全く違う部分もあるけれど。

モロッコで、日本とあんなに離れた場所で、自分と全く同じ事を言うヤツに出会うなんて、
全く予知していなかった。
気持ちが友達以上に発展しない理由も、私と彼が似ている、という理由で片付く。
暗黙の了解として。

彼に出会えたのは、たくさんの偶然が重なりあった必然なのかもしれない
なんてことを言ってみるとなんかよくわからない哲学みたいになりそうでぐるぐるするけども、
私は人生には運というものは確かに存在していると感じる。
そして運の流れも。

「一番おそろしい事は、叶ってはいけない夢が叶ってしまうことなんだよ、」

モロッコで大好きな友達と出会うほんのちょっと前、
海辺の砂浜に座り、MOMOを何度目かに読んでいた。
そして、この、灰色の男達に犯されてしまったジジのモモへの言葉を聞いた瞬間、
確かに私は、或る事の不可能を感じた。

叶ってはいけない夢

それがあの時の私には、たった一つの、ほんの小さな希望、
と思いつつも、実際には、自分でもわかっている、抱えきれない程の希望であることに、
あの時はすでに気がついていた。

そして、それは、叶わないと改めて気がついた。


ここ最近は考えることもせず、話す事もせず、ただ時間の流れに身体を乗せている感覚。
読書ばかりしているが、なんとも心地のいい日々だろうか。

春よ、もうすぐそこだー、はやく来ておくれ。
: - : 02:37 : comments(0) :