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2010.07.24 Saturday*
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paris 2008.10.31 Friday*
bonjour. 日本はbonsoirかしら。
パリにいます。 当初はパリに3日滞在してオランダベルギーの花屋を回ってから モンペリエに移動する予定だったのですが、 初めから金を使いすぎるのもあまり良くないし、 第一まず今パリの花屋ですら自分を売り込むことも出来ない状態なので (それはつまり語学力の問題) オランダへ行くのはちょっと後に回して日曜日までパリでゆっくりすることにしています。 パリ在住のまきちゃんと一緒にパリうろうろしたり サダハルアオキのケーキ食べたり(the japanese 観光客。) ご飯作ったり(めっちゃ適当だったけど美味しかった。) おしゃべりしたり(日本にいる錯覚してしまうほどストップレス。) つまり、 ほとんどまだフランス語を使っていません。 使っていると言えば、 ユースで仲良くなったフランス人と朝と夜の会話、 受付でのやり取り、 パリでご飯食べる時やパン買う時の店、tabac、 くらいです。 自分を甘やかしてちゃだめだ! と思いつつも、ちょっと頭を冷やして考えたいこともたくさんあって この何日かのストレスレスな環境は私にとってとても大切な時間のようです。 パリの街やメトロは、なんだか東京に似ていて 違和感がないと言ったら変ですが、私はあまりここに長く住み着きたくはないなと、 住んでもいないくせに図々しくも思ってしまいました。 早く南に下りたいです。 それでもパリの花屋さんはやっぱり素敵で 眺めているだけでもなんだか憧れを持ってしまうのです。 花がとりあえず大きくて、緑が多くて、 デコレーションも花の陳列もきれいで、 一足入り口から入ってみるとなんだか違う世界にやってきたみたいな感覚になるの。 花が活き活きとしているとかいう問題じゃなくて 花がそこで幸せに生きているって感じ。 “ この店に置かれるために私は居るのよ さあ早く買ってちょうだい あなたのための素敵なブーケになりたいのよ ” って訴えかけられてるみたい。 その花屋の主人に心の底から惚れ込んでしまっているみたいな感じ。 がしました。 だから、私も、花が心の底から私に惚れ込んでくれるような花屋にならなくては って感じたの。 そのために今の私に足りていないものは、 純粋に花への愛情だと思う。 花が好きなわけじゃなくて花屋が好きで花屋になりたい って言い続けていては、いけない、と感じています。 パリに来て、少しこれからの自分の花屋としての目標が変わってきました。 (たった何日かしかまだいないけれど。) 今日は、学生の私達はルーブル美術館が夜タダで入れるらしいので、行ってきます。
: - : 22:36 : comments(4) :
copenhagen 2008.10.29 Wednesday*
今トランジットでコペンハーゲンの空港にいます。
電話で今夜泊まるユースと連絡が取れなくてまじ困ってるんですけど。 そのためにわざわざお金払って30分ネットを 使えたので、ついでに。 まだまだヨーロッパに来た事に関して実感がわかなくて 飛行機に乗ってた11時間なんてほんとあっという間で 成田にカナが来てくれていなかったらいま私は本当に死んでいたであろうという事実。 そろそろ30分が切れそうなので ゆっくりしよう。 パリまでは約2時間。 すぐだ。 今日ちゃんと泊まれますように。
: - : 01:23 : comments(4) :
BrownSuger 2008.10.25 Saturday*
半年とちょっとお世話になっていたバイトが今日でラスト
店に入るとママから最後だからといって大きな抱えるくらいの花束をもらった。 私が以前、「一番好きな花はシロツメクサ」と言っていたのを覚えてくれて まあもちろんシロツメクサが花屋さんに並んでいる事はないから 小さい白い花がたくさんついてるかすみ草を代わりに入れてもらうように頼んだのよ、 と言って渡してくれた。 すごく嬉しかった ママとはとことん打ち解けて話す事は結局出来ずじまいだったけれど、 (それは私が素直にママに甘えられなかったからだ) ママの人柄の優しさをひしひしと受けて本当に嬉しかった それでも私はママの前で素直に嬉しさを表現することが出来なくて 私の直すべき所はまだまだまだまだ直っていないダメなまんまなのに そんな私のために花束を買ってきてくれていたママに心からありがとうございましたと言いたかったの。 自分のことを好いてくれているとわかる相手、例えばお客さんがそうだけど そういった相手に対して言えば、 私が喜ぶようにと買って来てくれたプレゼントをもらって 私が本当に嬉しいと素直に表現することが相手をさらに喜ばせる事になる だから私は素直に喜ぶ事ができるのだけれど、 自分のことを好いてくれているか不安になってしまう相手、 私の場合でいえば私が好きである場合がそうだ、 そういった相手に対してだと、素直に嬉しいと表現したいのに 相手に引かれてはしまわないかと恐くなって素直になれなくなってしまうの 抱きついてしまいたいくらい嬉しいのに、目を見てありがとうということすら出来なくなって 目をそむけながらのありがとうになってしまう でもそういう相手、つまり私が好きである相手にこそ、素直にならなければいけないのに 素直になりたいのに。 がんばろう。 花をもらう嬉しさよりも 花を贈る気持ちの重みを大切にしたくて ただ花を贈ればいいってもんじゃなくて 花を贈る前に相手の事を考えてる時間を大切にしてほしいの プレゼントを選んでいる時間が好きだというのとおんなじで 自分の選んだ花が一つの花束になってそれが相手に贈られる時の相手を想像している その相手を花束から感じ取って欲しいの きっとママも素直に嬉しさとか感動を表現する人じゃないから 「シロツメクサが好きだって言ってたから」の一言が 私にとっては最高のプレゼントだったのです。 よく花束に入っている定番のかすみ草が その一言でママの気持ちのこもった”ただの”ではないかすみ草になったの 私の中で。 その一瞬をたくさんの人に感じてもらえる花屋になるためにがんばってきます。 あと4日後にはパリにいます。
: - : 03:27 : comments(0) :
パリのクリスマス 2008.10.21 Tuesday*
胃腸炎、やっとおさまった。
水木金土日の予定を全てキャンセルして寝まくりました。 出発前に私に会うために予定を作ってくれていたのにごめんなさい てかわたしが残念すぎる やっと月曜から元気になって、 今日は鈴木さんに頂いた招待券を持って 日本橋三越に行ってきた。 フロリスト ジルポティエ パリロマンティックノエル展 生花を使うと保持にすごく大変な労力を用して大変なようで、 今回2回目のこの展示では生花を使わずに ちょっとだけ嘘花を使っていて、 オーナメントとか葉っぱ、木を使った展示物になってた。 花が見たかったからちょっと残念だったけど。 今回の展示はフロリストのデモンストレーションというよりもアート作品。 パリのフロリストはこんなものまで要求されているのか すごいな。と純粋に思う。 じかに目で見てこよう。その職人技というものを。 きっとノエルの時期12月になったら フランス始めヨーロッパはみんなこんなオーナメントで飾られてるんだろうな すごく楽しみ。 ノエルはストラスブール行くのだ。
: - : 16:17 : comments(0) :
病は気から 2008.10.16 Thursday*
病は気からといいますが
本当だ 14日の夜から39度の熱が全然下がらなくて 胃もいたいし腸の調子もおかしいし この2日口にしたものといえばポカリスエットのみ。 なのに胃腸が痛む。 ウイルス性の胃腸炎だろうと父は言いますが 7月に40度の熱を出してからこの3ヶ月間、 1ヶ月に1回は必ず39度以上の熱を出している気がする。 やはり病は気からか。 がんばろう。 まだまだ渡仏までにやらなければいけないことは山程ある。 薬飲んでやっと熱が下がってきたし 本の返却期限も今日までだし 学校へ行って勉強してこよう。
: - : 13:31 : comments(0) :
市場 2008.10.15 Wednesday*
ちょうど先週、大田花卉市場に鈴木さんと一緒に行ってきました。
朝5時起き。 市場っていうから魚の市場みたいにめっちゃ活気があるのかと思ったけど 全然そんなことなくて、とりあえず、花。花。花。 7時から競りが始まって、声を張り上げるわけではなくモニターと手元のボタンで競りをしてた。 鈴木さんに案内してもらわないとわからない所がいっぱいあっただろうけど、 鈴木さんがいてくださったお陰ですごくいい経験になった。 いろんな見た事の無い花があって 品種改良されたいろんな形をした花があって それらがまだ眠ったままの状態で段ボールに詰められていたり 卸店で売られていたり それを見回っている人達はみんな花をがっつり担いでせわしなく花をチェックしていて 私も早くあの人たちと同じ土俵に立ちたいと強く思った。 だけどこんだけの人が真剣に花と向き合って仕事にしている人達の中で 私はちゃんとやっていけるのだろうかと不安になった。 そもそも今の私は花というフィールドの中ではド素人当然で何も知らないヒヨッコで 劣っていて当たり前なの なのになぜかそれを気にしてしまうの。 もっともっと去年のように全力で前にぶつかっていかなければいけないのに いざ花の世界の目の前にすると物怖じしてしまう。 鈴木さんと朝ご飯を食べに行った先の喫茶店に、 本間先生というフラワーデザイナーの先生とその先生のアシスタントとして ちょうど10月からワーキングホリデーでフランスからやってきた女の人と会った。 本間先生はとてもすてきな先生で、フランスへ行く話やヨーロッパへ行く話をしたら 昔イギリスやフランスへ行った話をしてくださって パリの日本人の花屋を紹介してくれた。 花の世界の人とのつながりをもっと手に入れるためにも がっつくくらいの気力を持ってフランスへ行かないと。 今の私じゃ不十分だ。
: - : 23:14 : comments(0) :
さあこれから 2008.10.04 Saturday*
花屋になりたい と言い始めたのは小学生のとき。
母の日にカーネーションを買った時だったかな。 今でもすごくはっきりと覚えている。 花屋でバイトしたい と初めて思ったのは高校のとき。 学校帰りの駅にある小さなワゴンでやってる花屋が大好きだった。 フランスで花屋になる と言い始めたのは高校2年のとき。 ただ外国に行きたかったのとフランス語がかっこよかっただけ。 花屋に就職する と決めたのは大学3年の秋。 そして花に関わる仕事をこれからするんだ という意識がやっと、最近、強く感じるようになってきた。 ありきたりな花屋になりたくない。 私は花が好きなんじゃなくて花屋が好きなんだ。 小学生の時に感動をくれた花屋のような花屋になりたいんだ そして私が感じた感動をあげたいんだ。 それだけじゃなくて花の仕事として働きたい。 花を売ることだけを目的としたくない。 花にこめられた気持ちを売り物にしたいの。 そのためには技術云々じゃなくて 人間としての魅力が必要なんだ。 フランスへ行って私に何が出来るかなんてわからないけど、 見て話して感じることはきっと出来るはず。 同期や先輩に敵意を燃やすのは嫌だから 自分なりに行動してそして成果を伝えられる新入社員になりたいの。 入ってからの道は全くわからないけれど、 自分のやりたいことに全力で、突っ走って行きたい。 がんばろう。 さあ、これからだ。 とりあえず今から出発までは、フランス語と花の勉強と、引っ越しと、旅の計画と。 行く先は遠いけれども、人に会えなくなるのは寂しいけれども 向こうに行っても、私の人生の中で大切な人がいる、っていうことが 心から幸せだと感じる。 いま、私が行く時期だと決まっていたんじゃないかと感じる。 がんばろう。
: - : 01:34 : comments(0) :
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